教室形態の変化

2018/12/29
キャンドル教室

東京のキャンドル教室花織STUDIOは、キャンドル教室開業以外の教室開業支援も行っていることをご存知ですか。


今後、教室開業をお考えの方へのヒントになればと思います。
【教室形態の流れ今昔】について♪

 

【教室運営は、本業?副業?】

その昔『本業は、何ですか?』『教室1本で生計を立てているのですか』と、いう質問を受け『キャンドル教室運営が本業です』と、お答えするとびっくりされた経験が度々ありました。つまりは、世の中に教室運営1つで生計を立てている方が少ない。という事が通説だったという事です。

 

【サロネーゼ時代】

この頃、マダムが自宅を教室として開放し、趣味で始めた習い事から着実な集客を得る女性が憧れるサロン系の教室が人気でした。

メディアでもカリスマサロン経営のマダムがクローズアップされサロネーゼという言葉が生まれサロン教室が一世を風靡した時代です。

 

【好きを仕事に!の時代】

景気が悪くなると受講生が増えるという教室ビジネスです。
2008年、2011年を境にカリスマ講師が経営するサロン教室よりも『好きを仕事に!』を、合言葉のように技術を持った専門性が高い教室に人気が集まるようになりました。

不安定な経済の影響により専門的な技術と知識を学び、手に職を付け、着実な教室作りを希望される資格先行の方が増えたからです。
そう、この時代こそが教室開業黄金時代といわれ、本業として活躍される方が多くいらっしゃいました。
技術や知識を身に着けるだけではなく仕組みをつくる事を学ぶ時代であったともいえます。

 

【ワークショップ体験時代】

現在の教室事情と今後の教室事情は、どのように変化してゆくのでしょう。

花束やケーキ、シャンパンをプレゼントするように体験をプレゼントするという新たなサービスが登場したり、大手企業の資本のもとワークショップまとめサイト的なサービスが登場したり、日時や場所、金額を設定すると今やりたい体験が紹介されるので気軽に家族で楽しめたり、旅先でご当地イベントに参加出来たりする。
簡単に検索されるワークショップ体験は、金額も手頃で様々な場面で数度となく気軽に利用される。
この循環がワークショップ体験市場の拡大に繋がったのだと思います。(見込めたから事業展開をした説のほうが正しいかもです)

【貴方にしかできない形を見つけることが大切!な時代】

ワークショップ体験市場の拡大とともにワークショップ講師が増えました。
教室に行き学び技術を身に着けるのではなく、数回の講座を受講すれば簡単に取れる資格講座やgoogle先生、ネット動画を活用して技術を身につける方が圧倒的に多くなりました。

そして、教室という場所で技術や知識を売ることよりワークショップでエンタテイメント性を売る方が圧倒的に多くなったように感じます。

今後も様々なサービスが生まれ教室の形態も時代に合わせ変化してゆくのでしょうが個人的には、教室開業をして沢山の方に技術や知識を広げる形を本業にして欲しいな!と、いうのが本音です。
もう少し言えば身に着けた技術や知識を埋もらせること無く
貴女にしかできない形で表現する事をできるだけ長く続けて欲しいと思います。

 

花織STUDIO
廣瀬 祐子